借金してでも見た目を整えたい場面!貧乏思考に一時停止を
お金がない、貧乏だ、という方の中には、服装やメイクに気を遣えなくなってしまっているという方も、少なくないでしょう。普段の服装はともかく、こういう場面でしっかりしないと、その後の収入や人間関係に影響を与えてしまうという場面があります。
1番大きいのは、就職活動の際のスーツなどです。きちんとした服装で臨まないと、「貧乏」というよりは、「だらしがない」と思われ、結果、企業に就職できず、お金も手に入らないという悪循環では、笑えません。このような、自分の人生がかかる場面では、借金をしてでも、きちんとした身なりを整えておいたほうが良いでしょう。
友達の結婚式に参加すると決めた場合、特にスピーチを頼まれた場合などは、きちんとお祝いのできる服装をして臨みましょう。男性なら礼服、女性ならフォーマルドレスなど、想定される服装をしていないといけません。特に女性は、露出の多いドレスの時には、ボレロを羽織るのが常識ですから、その費用もかかるでしょう。バッグや靴、男性のネクタイも、状況に応じて購入する必要があります。
喪服でも、こうした点は同様ですね。黒い服がないからと言って、赤や青の服を着ていって良いはずはありませんし、ある程度の年齢になっているのに、いつまでもスーツというわけにはいかないでしょう。
私服でも、ちょっとした買い物であれば、気を遣う必要はないかもしれませんが、冬の寒空の下、靴下も履かない、上着も着ないという恰好で歩かれれば、普段から半袖の子どもなどでなければ、周囲も心配になります。そうでなくても、グループで外出する場合など、周囲が他人の目を気にするケースもありますから、誰かと一緒に外出する時は、あまりひどい服装で出かけるのは、止めましょう。
貧乏だから、で済まない場面では、借金をしてでも、見た目を整えたいものです。ただ、逆に単純に見栄のためだけに、ブランドバッグを借金して買い漁ったり、高級な毛皮のコートなどを何着も購入したりするのは、私は推奨しません。本当に必要な時にお金を使わないのは困りますが、必要もないのに、身の丈に合わない服を着るのは、賢いことではありません。高級な服を着たいなら、収入を増やす努力をしましょう。
ところで、子どもの就活スーツを買えないほど貧乏な場合で、生活だけでいっぱいいっぱいという状況の方は、収入が生活保護以下になっていないか、無駄な出費はないか、確認したほうが良いかもしれません。カードローンなど、借金をする時には、必ず審査が入ります。その審査に通らないような属性ですと、借りたくても借りることができません。収入はまともで、無駄な出費がある場合には、借金もできるでしょう。ただ、無駄な出費を減らさないと、返済ができなくなりますので、しっかりと計画を立ててください。生活保護以下の収入の方は、アルバイトなどを増やすか、生活保護を受給してください。
また、収入が少ない方で、借りられないからと闇金融に走る方がいらっしゃるかもしれませんが、絶対におやめください。闇金融は、甘い言葉で誘っても、取立ての方法は露骨な場合が多いです。身体的な安全も保証できません。どうしても困った時は、地域の役所などで、ご相談ください。